日常非日常

                                        since'11/02/20

151123 国民に知らされない日本の経済援助 2-3 

P4050010
第12章 反日政策と従軍慰安婦

国民に知らされない日本の経済援助
2-3

韓国は、朝鮮戦争後の1950年代には一人当たりのGDPはわずか60ドルという、経済最貧国の状態にあった。
主としてアメリカのODAにたよっていたが、1965年の日韓国交正常化に伴う日本の資金協力がはじまったことによって、以後の韓国は急速な経済成長をとげていった。
1965年の国交正常化時に締結された日韓経済協力協定に基づいた援助の内訳は、有償2億ドル(720億円)、無償3億ドル(1080億円)=生産物および日本人の役務(10年)と、別に民間の経済協力が3億ドル(1080億円)以上、合計8億ドル(2880億円)以上である。


P4070005
1965年の日本の外貨準備高は18億ドルにすぎなかった。
また、1965年の韓国の国家予算は3億5000万ドル、外貨準備高は1億3000万ドル、貿易赤字は手持ち外貨を大きく上回る2億9000万ドルだった。
当時の両国にとって、8億ドルという金額がいかに大きなものだったかがわかる。


P4100009
なおこのほかに、民間人に対する補償として1975年に、「軍人、軍属または労務者として招集され1945年8月15日以前に死亡した者」を対象に、その直系遺族約9500人にそれぞれ30万ウォンが日本から支払われている。
また同時に、日本の金融機関への預金、債権など財産関係の補償として、9万3685件について総計66億4100万ウォンが日本から支払われている。


P4100011
韓国は日韓経済協力協定に基づいた援助によって、朝鮮戦争で破壊された漢江鉄橋の復旧事業を皮切りに、港湾浚渫事業・鉄道整備等のインフラ整備を行なうことができたのである。
1966〜75年の韓国経済成長に対するこの日本の援助資金の寄与率は、20パーセントと高い数字を示している。


P4100013




呉善花著 「韓国併合への道 完全版」から抜萃



trackback: -- | comment: 0 | edit

151122 国民に知らされない日本の経済援助 1-3 

P4050006
第12章 反日政策と従軍慰安婦

国民に知らされない日本の経済援助
1-3

日本の敗戦によって、日本および日本人の私有財産・投資資金・工場設備やインフラなど、いっさいの在朝鮮財産は米軍が没収して韓国に移譲した。
北朝鮮地域については、大規模工場群などを含めて、いうまでもなく金日成らの勢力によって一方的に占有されたのである。
1899年制定のハーグ条約(ハーグ陸戦法規)では、占領軍が占領地の私有財産を没収することはできないとされているが、日本はこの主張を1957年に取り下げている。
こうして日本は、在朝鮮財産を事実上放棄したのだが、イギリスはインドから引き揚げるに際して、在インド財産に対する対価をインド政府に支払わせている。


P4050007
日本と韓国は戦争をしたわけではないので、日本に戦後賠償責任は生じない。
しかし日韓は、日本による「補償」の観点から交渉を進め、1965年に日韓経済協力協定を締結して国交正常化をなしとげた。
反日主義とは直接には関係ないが、歴代韓国政府は反日主義政策をとってきたために、一貫して日本からの経済援助の実態を国民に告知してこなかった。
韓国の経済成長に果たした日本の貢献度は、他国とは比較にならないほど高いものだったにもかかわらず、大多数の国民がそのことを知らされてこなかったのである。
その意味からも、以下に日本の対韓国経済援助の実態を概観しておきたい。


P4050008




呉善花著 「韓国併合への道 完全版」から抜萃



trackback: -- | comment: 0 | edit

151110 反日民族主義という「歴史認識」(2) 

P4040036
第12章 反日政策と従軍慰安婦

反日民族主義という「歴史認識」
(2)

その「歴史認識」は次のようなものだ。
日本古典の「神功皇后による三韓征伐」の記載にはじまり、豊臣秀吉の「朝鮮侵略」という事実、江戸時代から明治へかけての「征韓論」、そして「韓国併合」という植民地支配にまで至る歴史が、日本民族が一貫して韓国に対する侵略的で野蛮な性格を持ち続けてきたことを物語っているーーー。


P4040037
これが、韓国での一般的な「歴史認識」だといってよい。
そこでは、日本の朝鮮統治の問題は、古代以来の日本民族の野蛮で侵略的な性格とそれに基づく朝鮮劣等視・蔑視を背景としている、というように、「日本民族に固有な資質」の問題にまで還元されてしまうのである。


P4040039
韓国の反日民族主義の目的は、「植民地化をもたらした日本民族の資質」を「日本人に自覚させ直させる」ことにある。
「植民地化という悪」をもたらしたのは、そもそもの日本民族の資質である、それは古代、中世、近世、近代を通じて、現在に至るまで延々と生き続けてきた侵略的で野蛮な資質であり、歴史的に根深い朝鮮劣等視・蔑視の民族意識であるーーーこれが韓国の正統的な反日民族主義の考えである。


P4040040
こうした歴史観に立って、韓国の歴史専門家の多くが、「日本の15年戦争というとらえ方は中国・アメリカ中心史観であり、韓国植民地支配を軽視するもの」と批判する。
韓国の学者たちは通常、韓国は1875年(明治8)以来日本と70年戦争を戦ったと主張している。


P4040041
その70年間とは、1875年の日本による韓国江華島砲撃にはじまり、日朝修好条規、日清戦争、日露戦争、日韓議定書、第一次〜三次日韓協約と続いて日韓併合条約が締結され、35年にわたる日本統治が1945年8月に終わるまでの70年間である。
この全期間を、日本が仕掛けた侵略戦争に対する韓国の反侵略戦争の歴史と位置づけるのである。


P4040042
戦後韓国の李承晩政権にとっては、日本の「植民地支配」に甘んじてきた「屈辱の歴史」を精神的に清算し、民族の誇りを回復する政策が是非とも必要だった。
李承晩にとってそれは、日本民族に対する朝鮮民族の優位性を回復することに等しかった。
これが反日民族主義の出発点となった。


P4040044




呉善花著 「韓国併合への道 完全版」から抜萃



trackback: -- | comment: 0 | edit

151109 反日民族主義という「歴史認識」(1) 

P4040030
第12章 反日政策と従軍慰安婦

反日民族主義という「歴史認識」
(1)

韓国の民族主義ーーーーナショナリズムは、他の多くのアジア諸国と同じように、近代に移民族統治下におかれた後発国のイデオロギーとして形成されてきたものである。
ただ、韓国の民族主義が他のアジア諸国と大きく異なるのは、今なお反日主義の性格を強固に保持していることである。


P4040031
今日のインド、パキスタン、バングラデシュに強固な反英主義は見られないし、東南アジア諸国に強固な反仏主義や反オランダ主義は見られず、台湾に強固な反日主義を見ることはできない。
しかし韓国には、今なお強固な反日主義が見られるのである。
なぜなのだろうか。


P4040032
北朝鮮にも中国にも強固な反日主義がある。
しかし北朝鮮の民族主義の中核をなすのは、独自の朝鮮民族優越史観(外国人との結婚の禁止なども含む)は主体主義思想である。
そして中国の民族主義は、基本的に伝統的な中華主義に支えられている。
それに対して韓国の反日主義は、民族主義と一体不可分の反日主義として形成されてきたものである。


P4040034
韓国の反日主義では、日本の朝鮮統治は「不当な政治支配」に止まるものではない。
それは、日本民族に固有な歴史的性格に由来する「反韓民族的犯罪」にほかならない。
つまり、反日主義の根拠は「植民地支配をしたこと」それ自体にあるのではなく、そうした事態を招くまでに至った日本人の「侵略的かつ野蛮な民族的資質」にあるーーーのである。


P4040035




呉善花著 「韓国併合への道 完全版」から抜萃



trackback: -- | comment: 0 | edit