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140220 南シナ海はどこの国の海か 8 

P9010778
このことは、日本国政府に、きちんと確認が必要なことです。
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1 日中共同宣言によって、台湾は中共政府のものであると日本は承認したのか
2 承認したのいうのなら、それは何の権原に基づくものなのか。そもそもその権原が当時の日本にあったのか
3 日中共同宣言における日本の『ポツダム宣言第八項に基づく立場を堅持する』との文言は、何を意味しているのか
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この3つについては、日本国政府閣僚による明確な答弁もしくは談話が必要なことであろうと思います。

そして、米国のラスク書簡にも書かれている通り、台湾にしても、南シナ海にしても、そこがいまだに日本の主権地であり、サンフランシスコ講和条約を批准した諸国によって、いまだ領土権が確定していないのなら、台湾にせよ、南シナ海にせよ、日本には、形式的にせよ、領土主権者として、そのエリアの治安と秩序維持について、日本にも一定の責任が生じます。
これは当然のことです。

南シナ海しかり、台湾しかりです。
すくなくとも、その地が紛争の種にならないよう、また、平和裏に関連諸国が互いに協力できるよう、そしてまたその地にいる人々が、安心し、安全な生活ができるよう、世界の秩序維持のために、日本の果たすべき責任は、実はとても重大なものです。

いまある尖閣の問題も、あるいは竹島の問題も、世界における条約や国際法による秩序を無視した中共や韓国の横暴です。
そして問題は、尖閣、竹島に限らず、実は、南沙諸島、西沙諸島を含む南シナ海や、台湾の問題も、また同じなのです。

沖縄は、いま日本です。
戦前も日本でした。
沖縄は、江戸時代薩摩藩の支配下にありましたが、琉球王朝が存在する琉球国でした。
その琉球国は、日本が明治維新を成し遂げ、近代化路線にひた走った頃、琉球王朝の側から欧米列強の植民地支配下に入ることを良しとせず、いの一番に日本の統治下に入る道を選択しました。

そして大東亜戦争後、米国の占領下に入りましたが、日本となる道を全沖縄県民が望み、沖縄民政府(琉球民政府)を作って、運動をし、ついに沖縄返還となって今に至っています。

私は、南シナ海に海底資源があるからとか、台湾や南シナ海の日本領有を主張しているのではありません。
台湾にせよ、南シナ海にせよ、それぞれの地域の人たち、あるいは南シナ海なら、そこと境界を接している国々が、それぞれ互いに秩序をもって、互いに協力し、力を合わせて資源開発にいそしめる状態を望んでいます。
台湾についても、台湾が独立国となるのか、あるいはまた別な道を選ぶのか、それは台湾の人々の選択にかかっていると思います。

ただ、暴力と横暴によって、法や条約による秩序を無視して武力によって、他人の土地や海を強奪し、占有するようなことを、世界は認めてはいけないと思うし、そのことについて、日本はなんだかんだいって諸外国からみれば大国であるのだから、世界の秩序維持について、日本としての積極的な貢献や外交安全のための努力が必要だと思うのです。

その意味で、日本の戦後処理は、いまだ終わっていないのです。




ねずさんのひとりごと 南シナ海はどこの国の海? より抜粋
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140219 南シナ海はどこの国の海か 7 

P9010787
台湾について、ひとつ日本人の誤解を解いておかなければならないことがあります。
それは、昭和47年(1972)の「日中共同宣言」です。

田中角栄首相が中共政府と交したこの「日中共同宣言」は、正式名称を「日本国政府と中華人民共和国政府の共同声明」といいます。
原文は外務省のHPにあります。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/china/nc_seimei.html

多くの日本人は、この声明によって、台湾が中共政府のものになったことを認めたと誤解しています。
けれど、ぜんぜん違います。
なぜなら、日本はサンフランシスコ講和条約で、台湾に関する領土の割譲権を連合国に委ねており、日本にはそれを処分する権利権原がないのです。
ですから、連合国の意向を無視して、日本が勝手に中共政府との間で、台湾の処分を決めることはできません。

では、具体的に日中共同声明には、そのあたりをどのように書いているのでしょうか。
原文を見てみます。

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二日本国政府は、中華人民共和国政府が中国の唯一の合法政府であることを承認する。
三中華人民共和国政府は、台湾が中華人民共和国の領土の不可分の一部であることを重ねて表明する。日本国政府は、この中華人民共和国政府の立場を十分理解し、尊重し、ポツダム宣言第八項に基づく立場を堅持する。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/china/nc_seimei.html

==========

二に書かれている「日本国政府は、中華人民共和国政府が中国の唯一の合法政府であることを承認する」というのは、日本が中共政府を「政府」として承認した、ということです。
これは、別に問題ありません。

問題は「三」です。
ここに書かれているのは、
1 中華人民共和国政府が「台湾を中華人民共和国の領土であることを表明」した。
2 日本国政府は、この中華人民共和国政府の立場を十分理解し、尊重した。
3 だけれども日本は「ポツダム宣言第八項に基づく立場を堅持」します、ということです。

では、ポツタム宣言第8条には何と書かれているかというと、

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八「カイロ」宣言ノ条項ハ履行セラルヘク又日本国ノ主権ハ本州、北海道、九州及四国並ニ吾等ノ決定スル諸小島ニ局限セラルヘシ
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というものです。
要するに、日本の主権は「本州、北海道、九州、四国」と、連合国が決定した諸小島に局限しますよ、と書かれています。

ではその「吾等ノ決定スル」エリアがどうなっているかというと、これがサンフランシスコ講和条約で、具体的に決定されています。
そしてサンフランシスコ講和条約で、台湾については、

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(b)日本国は、台湾及び澎湖諸島に対するすべての権利、権原及び請求権を放棄する。
=======
とされているのです。
つまり、日本は処分権を連合国に与え、領土主権はいまだに日本が留保しているのです。

ですから「日中共同宣言の三」にかかれている日中両国の立場は、
1 中共政府は、台湾が俺のものだと主張した。
2 日本は、その中共の言い分を尊重し、ちゃんと聞いた。
3 だけれども、日本は、サンフランシスコ講和条約によって処分権がない(連合国に委ねている)から、中共の言い分は尊重はするけれど、日本が、勝手にそれを認めることはできませんよ、と書かれているのです。

つまり、日本は、台湾が中共政府の領土であると「認めたわけではない」のです。
というより日本は、認めることができるだけの権利権原を喪失しているのです。
「ない」ということが、サンフランシスコ講和条約で明確に定められているのです。

私が、いまこれをお読みのあなたに対して、「東京スカイツリーは私のものだ」と主張し、それをあなたが聞いたとしても、そもそも何の権利もない者同士で、そのような取決めをなしたとしても、何の意味もありません。
ですから、あなたは、「ハイハイ、わかりました。あなたの言い分は聞いておきますよ」としか言えませんし、そもそもそのような無法な発言に法的拘束力などありません。
実はそれが「日中共同宣言」における、台湾についての日中両国の立ち位置です。




ねずさんのひとりごと 南シナ海はどこの国の海? より抜粋
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140218 南シナ海はどこの国の海か 6 

P9010786
そして、これとまったく同じで、さらに根深い問題が、台湾及び澎湖諸島についての問題です。

台湾及び澎湖諸島についても、サンフランシスコ講和条約では、次のように記載されています。

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第二章領域
第二条
(b)日本国は、台湾及び澎湖諸島に対するすべての権利、権原及び請求権を放棄する。

========

ここでもやはり、「権利、権原及び請求権を放棄する」という記載です。
つまり日本は、台湾及び澎湖諸島に関する「処分権」を連合国に委ね、領土主権は、そのまま日本に留保されているわけです。

その台湾にいる人々は、元・日本人です。
日本語を話し、日本の教科書で勉強し、日本と一緒にあの苦しい大東亜の戦いを戦いぬいてくれた台湾の同胞たちです。
そして台湾の人たちは、あの東日本大震災のときにも、世界一といえるなんと227億円を超える義援金を送ってくださいました。
アメリカの人口の10分の1、平均年収200万円以下の台湾の人々から、これだけ多くの支援があったのです。

その台湾が、どうなっているかといえば、もともと支那にあった蒋介石の国民党政権(中華民国)が、連合国を代表して、台湾を軍事占領しました。
ところがその国民党政権が、中共政権との戦に破れ、台湾に亡命政権を作りました。
それがいまの中華民国です。

その中華民国を国家として承認している国は、世界にわずか23カ国です。
そして中華民国政権は、いまだ支那大陸が自国の領土であり、台湾はその領土の一部であるという立場をとっています。
つまり台湾は、いまだ支那国民党による軍事占領下にあるのです。

けれど、台湾に関する領土の処分権は、実は連合国が握っていて、しかも領土主権は日本のままです。
では、台湾にもとからいる台湾人の国籍は、どうなっているのでしょうか。

便宜的には、台湾の方々が出国する際には、中華民国占領政権がパスポートを発行しています。
けれど、もともと日本人であったもとからの台湾の人たちは、日本人と同じで、たいへん勤勉で働き者です。
その彼らは、一生懸命働いて、財を貯えようとしていますが、多くの方々は、いまだに貧しい生活をしています。

一方、占領政権下の台湾国民党の人たちはどうかというと、台湾マダムがその代表例です。
香港マダムというのはお聴きになられたことがあろうかと思いますが、台湾マダムも同じです。
一ヶ月の小遣いが日本円にして500万円以上あることが、マダムと呼ばれる条件です。
要するに、台湾にいるまじめな元日本人たちが、みんながよくなろうと一生懸命働いて稼いだお金を国民党幹部が政治的にまきあげ、その奥方たちが、月に500万円のお小遣いで世界の社交界で遊び回っているわけです。
そして元日本人だった台湾人の方々は、厳密にいえば、いまだ無国籍のままなのです。




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140216 南シナ海はどこの国の海か 5 

P9010785
フィリピンも、中共に怒りました。
中共政府が、フィリピンに近い南沙諸島(スプラトリー諸島)に、海軍基地を勝手に作ってしまったからです。
フィリピンは果然と中共政府に抗議し、中共の非道を国連に訴えています。

これらベトナムやフィリピンの行動は、ひとつには、自国の安全保障上の問題があります。
また、南シナ海の海底資源をめぐる、利権の問題があることも事実です。
しかし、ひとついえることは、ベトナムにしてもフィリピンにしても、自国の領土領海になる可能性があること、および国家安全保障上の問題から、中共政府と対峙しているものの、そのエリアの領有権が、いまだ未処分状態にあるということを、両国とも重々承知の上で、巨大な中共軍と対峙している、ということです。

つまり、このエリアの主権がいまだ日本にあり、領海の処分をめぐっては連合国(主として米国)によって具体的な領土の割譲が定められなければならないという状況にあることを踏まえて、戦っている。
さらにいうなら、他人(日本)の領土であることを承知しながら、中共と戦っている。
もっとわかりやすく言うなら、日本のために戦ってくれているといっても決して過言ではないのです。

要するにベトナムにしても、フィリピンにしても、特段、自分のものではないけれど、中共の無法行為を許すなといって、武器を手にして立ち上がってくれていたのです。
ところが連合国も、本来の主権者である日本も、何もしない。

特に日本は、最悪です。
本来の領土主権者であるにも関わらず、憲法9条を盾にとって一国平和主義におちいり「おれたちゃ平和だ、関係ねー」とばかり、戦後ずっとほったらかしにして目を背けてきたのです。
現実に被害が発生し、そこで多くの人の血が流れているのに、日本は何もしない。
自分たちさえ平和なら、よその国など関係ねえーといわんばかりだったのです。

あなたの家の敷地の中で、人が争い怪我人どころか死人まで出ているのに、その家の人は何もしない。
世間では、そういう人を自分勝手で身勝手な人だと言います。
それがこれまでの日本であり、いまの日本であるのです。

ベトナムは何のために中共と戦ったのか。
フィリピンは、何のために中共と戦っているのか。
国際法に基づく、世界の秩序をきちんと守るために、彼らは巨大帝国である中共に、言うべきことを言い、武器を手にして立ち上がっているのです。
戦後の日本は、何をしたというのでしょうか。




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140215 南シナ海はどこの国の海か 4 

P9010784
実は、これと同じことが、南シナ海にもいえるのです。
上に申し上げました通り、南シナ海についても、サンフランシスコ講和条約には次のように書かれています。

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第二章領域
第二条
(f)日本国は、新南群島及び西沙群島に対するすべての権利、権原及び請求権を放棄する。

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ここにある「権利、権原及び請求権を放棄」という言葉が、領土主権の放棄を意味しないということは、上の韓国の事例に述べた通りです。
加えて、南シナ海の場合は、朝鮮のような独立もありません。

それが何を意味しているかといえば、南シナ海については、日本は処分権を連合国に委ねたけれど、その処分先がいまだ決まっていない。
この海域およびそこにある島々の領土主権者は、いまだ日本である、ということです。これが事実です。

ところがここに石油資源が埋蔵されていると知るや、中共政府は西沙諸島(パラセル諸島)に勝手に軍事侵攻し、空軍基地を作って実効支配してしまいました。
これに危機感を抱いたベトナムは、中共政府に抗議しました。

言うことを聞かないベトナムに対して、中共政府は、一方的に軍事侵攻しました。
これが昭和54年(1979)の中越戦争です。
この戦争は約一ヶ月続き、ベトナムの民間人1万人が中共の人民解放軍によって虐殺されました。
しかしベトナム戦争で実戦経験を積んだベトナム軍が巻き返し、中共政府は敗退しています。
これは歴史の事実ですが、支那という国は、武装した敵と戦う対外国戦で歴史上勝利したことは一度もない国です。

ただ、陸上の戦いではベトナムが勝利したものの、南シナ海の海上に浮かぶ島々(西沙諸島)では、ベトナム軍に海軍力がなかったことから、いまだ中共が軍事占領したままになっています。




ねずさんのひとりごと 南シナ海はどこの国の海? より抜粋
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